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コラム「メキシコで初、マリファナ製品販売が6社に許可」


先日11/21(水)からメキシコでマリファナを含む製品の販売が解禁になり、連邦政府は要件を満たした6社に許可を与えた。COFEPRIS(連邦衛生リスク対策委員会)によると、数週間のうちに、消費者は少なくとも30種類のマリファナを含む製品(サプリ、化粧品、食品、飲料)を自由に市場で手に取ることができるようになる。

メキシコのマリファナ市場を最初に解禁するのは、米国企業2社、スペイン企業1社、メキシコ企業3社である。メキシコ国内企業のうちの1社は自社製品を製造するため原料を輸入する許可を取得したドラッグストアのFarmacias Magistrales。

飲料にマリファナを使用するのは、コロナビールのオーナーでもあるコンステレーション・ブランズ(Constellation Brands)社。カナダ企業として市場に参入すると発表した。

今年10月30日に、マリファナならびにその関連製品の衛生管理に関する規則が官報で公布され、企業が遵守しなければならない要件が規定された。要件の一つとして、多幸感を覚えるなどの作用がある向精神薬である、テトラヒドロカンナビノール (THC)を含有する製品のTHC濃度が1%未満であることを証明する分析証明書の提出がある。

COFEPRIS長官であるJulio Sánchez氏は、今年の初めから当該規則がすでに閲覧可能であったため、最初に許可された6社は、申請時に既に全ての要件が準備しており、許可はすぐに出たという。メキシコ当局は、現在別の15社の申請も受けており、近日中に結果が出る予定だ。

これらの製品の値段は、輸入経費の削減により現在の価格の5分の1ほどになる。コントロールが難しいてんかんの治療に使用されるカンナビジオールを含有するサプリ(例えばエピディオレックスの製品名で販売されている医療大麻製品)を必要とする家族にとっては朗報となる。


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